トレーナー・後藤治氏による、「インフォメーションデザイン」と「Reverse Planning流企画書の作り方」のレクチャーの様子をレポート!
第2回目は、「インフォメーションデザイン」と「Reverse Planning(以下、RP)流企画書の作り方」がテーマ。
“企画書とは、データを情報化する作業。
情報化により得られたアイディアを
メッセージに昇華して伝えるものである。”
ということで、とくに、「データ」と「情報」と「メッセージ」の違いを意識して
シンプルにまとめることの重要性を学びました。
RPに必須!1枚、5枚、15枚の企画書フォーマットを持とう
実際に、企画書を作成する際に重要なのは、
・企画書の提案レベル(コンセプトレベル?システムレベル?企画書レベル?)
・受け手や最終意志決定者
をイメージして、構成や表現の仕方を変えること。
そのためにも、1枚、5枚、15枚の企画書フォーマットを
自分で持っておくとよいそうです。
そして、まず企画書のカタチ(構成や企画表現)を決めたら、
コンセプトや全体システムといったメッセージ要素を「えいや!」と仮決定してしまうこと。
それに必要な詳細情報を調べて、仮決定した内容を検証・精査・修正を繰り返しながら、必要な情報を埋めていくという、まさにリバースな企画発想法の極意を学びました。
チャート作成の宿題で、情報化の作業を実践で学ぶ
また本講座では、毎週参加者に「文書のチャート化」の宿題が出題され、参加者の8〜9割(!)の方が提出されています。
第1回目の宿題のフィードバックとして、チャート化で大事なことは、
「細かい情報ではなく、情報の骨子を読み取ること」。
とくに、
・縮小しても、直感で意味が通じるか?
・情報量が多すぎないか?
・色が多くてノイズになっていないか?
・データが情報化されているか?
を意識すること、というアドバイスがありました。
プロジェクト管理ツールを使ってグループごとに企画進行
講座の後半は、最終プレゼンに向けてのグループワーク。
講義の内容に沿って、まずはプレゼン資料のページ割りとコンセプトの仮決めをポストイット等を利用しながら進めていただきました。
次回のミーティングまでは、「Backlog」というプロジェクト管理ツールを使って各グループで議論を深めていきます。
次回の講座では、実際にパワーポイントを使いながら、
独自の15枚フォーマットを作ったり、
よりわかりやすい企画書にするためのTipsを実践で学んでいく予定です。